冷たい彼は旦那さま


頭の後ろに翼さんの手が回ったかと思えば、ぐっと引き寄せられる。


二つの唇が重なる。


「っん」


あまりにも突然だったそのキスに、一気に体温が上昇した。


熱くて、頭の先から火が出てしまうようだ。


一度離れたかと思えば直ぐに重なる。


「つ、ばさ、さんっ」


何度も重ねられた後、やっと離れた唇。


「……真っ赤」


「だ、誰のせいですかっ」