千秋は自分の事ように泣いてくれた。 「ごめんねっ…!何も気付かなくてごめんねっ……っ」 そう言って、私を抱き締めてくれた。 そんな千秋を見ていたら、私も泣けてきて二人一緒にないた。 私達を見ていた大地は、何も言わずにただ泣き止むのを待っていた。 翼さんの事を思ってアメリカに行くなんて言ってみたけど、大地や千秋も大切な存在。 本音を言うと離れたくもないけど、もう、迷惑かけないって決めたんだもん。 後戻り何てできない。