「…起きたか。」 後ろから声が聞こえたので振り返ると大和君が椅子に座って机に置いてあるパソコンを操作していた。 急に体に緊張が走った。 「…ここ、どこ?」 大和君の顔を見ながら聞いた。 すると、大和君は椅子から立ち上がり私の前に立った。 「そう睨むなよ。」 「…質問に答えて。」 私はキッと睨み付けた。 「俺の仕事場。」 「…仕事場?」 「まぁ、表向きはバイトになってるけど。」