女怪盗と探偵君




だって、私なんか梓と比べるのも図々しいけど全然可愛くないし…





「…姫華はさ、もっと自分の容姿に自信持った方がいいよ。」




優しい声で梓は言った。





「…でも」





私ラブレターなんて貰った事ないしどうすればいいか分からないよ…




そう口にすると梓は




「まぁ、言われた通り放課後屋上に行けば?」



「…う、うん。」





私は頷いた。