「出たぞ、怪盗ルパンだ!」 ダダダダ 何人もの警官達の足音が私の横を通り過ぎた。 「…ふぅ、行ったか。」 私は物陰から出た。 警察って余裕だね制服着て私が出たって叫んだら皆どっかいっちゃった。 「じゃ、さっさと頂いて帰りますか。」 私は無人となった部屋の真ん中にある茶碗に手を伸ばした。 なんでもこの茶碗江戸時代に作られてすっごい価値があるらしい。 「さて、帰ろう。」 茶碗を抱えて足を動かすと バン 突然、無数の光が私を照らし大勢の警官に囲まれた。