それからしばらくして、叔母が病院にやって来た。
父の症状はさっき看護師から説明を受けた通り軽い過労で、しばらく入院して休めば元気になるだろうとのことだった。
叔母とともに父の症状について説明を受けたあと、私と春陽は病室で点滴を受けて眠る父と対面できた。
腕に点滴の針をつけて眠る父は、起きているときよりも何だか小さく頼りなげに見えた。
ママが亡くなってからの三ヶ月間、父は家事をこなしながら毎日夜遅くまで仕事をしていた。
私たちが眠ってから家に帰って来ることも多かったように思う。
朝起きてたまに顔を合わすと、「最近仕事が忙しくて」と苦笑いを浮かべていた父。
でも、ママがいるときは仕事が忙しい時期もこんなに働きづめではなかった。
「お義姉さんが亡くなって、兄さんもひどく落ち込んでたから。その辛さを仕事で埋めようと無理していたのかもね……」
父の寝顔を見つめながら叔母がつぶやくのを聞いて、胸が痛かった。



