永遠の星



「本当に?本当に大丈夫ですか?ママも、大丈夫、大丈夫って言ってたのにいなくなっちゃったんです。だから、パパも……」

看護師の説明を完全には信じきれなくて、彼女の白衣の胸元に縋り付く。

切迫詰まって最後はうまく声を出せなくなってしまった私の腕を、春陽がぎゅっとつかむ。

春陽のその手が震えているのが、肌を通して伝わってくる。

今にも泣きそうになりながらじっと看護師を見つめると、彼女が困ったように眉尻をさげた。


「落ち着いて」

不意に耳元で透明感のある優しい声がして、私の肩が後ろから抱きしめられた。

驚いて看護師の白衣をつかむ手を話すと、中谷さんがその腕で私と春陽を守るように包み込んでいた。


「大丈夫。叔母さんが来るまで私も付き添いますから。お父さんは、きっと大丈夫」

耳に届く優しい声に、堪えていた涙が零れそうになる。

私と春陽を包んでくれた中谷さんの腕も声音も優しく温かくて。

今もしママがそばにいてくれたらこんなふうだったんだろう、と初めて会う彼女の温もりにひどく安堵した。