〜慧side〜



「慧!けーいけいけいけいけいけ…」

「俺はいけじゃない!!慧だ!」

ったく、俺はいけじゃねーっての!

「さっきからそういってんじゃん」

「いんや、確かに最初は慧だっだけどよ、途中からぜってぇー、いけって言ってただろ!?」

「まぁ、そんなどうでも良いことは置いといてあのさぁ…」

なんだ…と…

「ひどい!ひどいわ!私の名前なんかどうでもいいと言うのね!どうせ私はほぼドブになっているような池よ!だからっていいかたってもんがあるじゃない!」

女のようにクネクネしながら、裏声を出して叫ぶ