きらいだったはずなのに!


「じゃあ、そろそろ行くわね。茉菜、元気で」


「うん……っ、ミヤコちゃんもね!」


 そう言ってミヤコちゃんは、先に校門へと向かっていった。


 あたしもずっとここでぐずぐず干渉にひたっているわけにはいかない。


 もう一度身だしなみを確認して、滲んだ涙を拭って、まずはメッセージを打つ。


 『これから行きます』って、桐島さんに。