それに、細身だから筋肉なんて全然ないと思ってたけど、桐島さん意外と細マッチョだった。
腹筋がうっすら割れてるし、腕とかもガリガリじゃなくてちゃんと筋肉質だ。
思わずじっと見ていると、桐島さんが近づいてきてあたしの耳に唇を寄せて囁いた。
「見すぎ。茉菜ちゃんのえっち~」
「はああああ!?」
桐島さんの唇がほんの少しだけ耳に触れて、そこが一気に赤くなるのが自分でもわかる。
あたしが耳を押さえて叫ぶとミヤコちゃんにすごく嫌な顔で見られた。
じろっと桐島さんを睨むと彼は飄々としていた。
あたしばっかりこんなにドキドキしててばかみたいじゃん……!



