きらいだったはずなのに!


 でも、それならそれで安心だ。


「それならよかったー!」


「まあ、向こうが私のことを好きになる可能性は否めないけど」


「ちょっと、いまそんなこと言うー!?」


 真顔で意地悪なことを言ってくるミヤコちゃんに憤慨するけど、それはたしかにありえてしまうかもしれない。


 ミヤコちゃんは美人だしスタイルもいいし、性格はちょっと変わってるけどいい子だ。


 太鼓判を押せるくらいには。


 ……ミヤコちゃんの言う通り、そういう可能性も少なからずあるんだと思う。


 だけど。


「あたしはあたしで好きになってもらえるように頑張るから、ご心配なさらず!」


「はいはい、それでこそ茉菜ね」


 あたしがニシシと笑ってそう言うと、ミヤコちゃんも笑ってくれた。