きらいだったはずなのに!


「ミヤコちゃんっ! なんで悠斗がここにいるの!?」


「はあー……。そこから話さないといけないの?」


「あたりまえでしょっ!?」


 きれいな髪の毛先を指にくるくると巻き付けながら、なおもめんどくさそうにミヤコちゃんは言う。


「この前偶然会ったのよ。それで連絡先も交換したの。あまりにも茉菜茉菜ってうるさいから、今日誘っただけよ」


 平然とそう言うミヤコちゃん。


「いや、それにしたって教えてくれてもよくない!?」


「教えてたら茉菜は今日来てたの?」


 その言葉に答えに詰まった。


 来てたとは思う。


 だって、桐島さんとの約束だもん……。