一緒に住む相手って加奈のことか。

まぁ何気に嬉しいけどさ。

面白いから、ずーっと笑って過ごせるってことだろ?

いいことじゃん。

でもな〜朝あいつ起きれないんだろ?

どーすんだよ?

俺が起こすのか?

でも、せっかく一緒に住むんだから、一緒に寝ちゃえば、起こしやすいよなー。

一緒に寝るの、加奈嫌がるかな?

俺は全然いいけどな〜きいてみよーっと。

「加奈ー」

「なに?」

え?怒ってんのか?

冷たいな。

「加奈、朝起きれる?」

「起きれん。」

怖っ!なに?

俺、なんかしたか?

「んじゃさ、俺と一緒に寝よ!」

「は?」

うん、キレられた。

「なに言っとんの?正気?」

「嫌?」

「嫌。」

「なら、起こしてあげなーい」

それでも、嫌って言われたら泣くぞ?俺。

「なら、一緒に寝る。」

おー!よかったー。

「よーしっ。んじゃ、俺がぎゅーっとしてやる!」

調子こいたわー。

「はーぃ、りょーかーぃ。」

え?テキトーに流されちゃった。