Stray Love II 〜ナミダの軌跡〜

「被害者面か…っ!

こんな状況を招いたのも、俺をそうさせてんのもお前だろ!?」


「わかってるよ!
だけど…

ごめん、会社じゃ止めよーぜ…?」


アタシの提案で我に返ったセージ。

「じゃあ今日の夜…
打ち合わせが終わったら迎え行く」


「ごめん!
それも出来ないんだ…」


セージの瞳が威圧感を帯びて、アタシを
睨んだ。

「どーゆーイミだ…?」


「1週間、時間が欲しんだ…」


「時間?
そんなもん、勝手に作って昨日までたっぷりあっただろ!?」

呆れ返ったように、吐き捨てる。


「そうだけど…

頼むよ…!
ケジメつけたいんだ…」



「…

勝手にしろ」

少しの沈黙の後、蔑んだ目で呟きながら、"出てけ"ってふうに手を払った。