Stray Love II 〜ナミダの軌跡〜

「だけどさ…

リュウと付き合ったら、別れない気がするんだ…」


リュウはイミフな感じでキョトンとした。


「リュウとは出会った時からウマが合うって思ったし…
一緒に居て、すげー楽しいし…

ま、たまにウゼェけど…」


「ひと言よけーなんだよ」


「だからリュウとは、すげーうまくいきそうな気がするんだ…

そしたら、ナオとの未来がなくなんだろ?」


途端に、テーブルを越えてアタシに近づくと、ぎゅっと抱き締めてきたリュウ。


「ちょっ…、リュウ」

「最後だから!」


解こうとするアタシを、制止する言葉。


「これでサヤへの想いを終わらせっから…

今の、スゲぇ嬉しかった…
なんかやっと、前に進めるって思った。

だから…
最後にもー少しだけ、このままでいさせろよ」



リュウ…


「ん…いーよ…」

身体をリュウに預けた。


リュウは更にぎゅっと、アタシを包み込む…



ごめんな、リュウ…


こんなふうに想ってくれて、ありがと…