Stray Love II 〜ナミダの軌跡〜

「言い訳するつもりはない…

だけど…
ほんとの事、聞いて欲しい…」

そう続ける久美。



ほんとの事…?



「ほんとに咲陽を憎んでた訳じゃない…

だけど憎まなきゃ…
自分の心を保てなかった…っ!


あたしも…

あたしもアイツらにヤラれたんだ!」


「……え?」


なんだそれ…

どーゆー事だ!?



つか、待てよ…!

「久美…

オマエ、その辛さわかってて…
アタシを同じ目に合わせたのか!?」


「ごめんっっ!!

…ごめん、
ほんとに…ごめんなさいっ…」

泣き続ける久美。



怒るとか、呆れるとか…
そんな気持ちじゃなかった。


ただ無性にやるせない気持ちになった。




涙を抑えて、久美は話し続けた。


「ずっと、ずっと…
晴明の事が好きだった。

お互い素直になれなくて、遊んでばっかだったけど…

気持ちは繋がってるって信じてた。

だけど咲陽と付き合いだした晴明は、
今までと違ってた…

本気なんだって、ショックだった」