Stray Love II 〜ナミダの軌跡〜

愕然とした…



どーゆー事だ…?




頭が混乱する…



そー言えば…

ー「体調…もうヘーキなのか?」ー



胸が強く鼓動した。



「その様子じゃ、お礼も言ってないのね?

井出専務(ここでは専務の誠治)は、
トラブルで遅くなったから、高野社長には随分お世話になったと思うわよ?

あの様子からして、知り合いなんでしょ?親しき中にも礼儀ありよ!」


「はい…
教えてくれて、ありがとうございます」



立ち去りながら、
ナオへの想いが込み上げてくる…




どーしよう…


ナオと話したい!



声が聞きたい!




だけど仕事中だし、邪魔したくない…





ー「咲陽っっ!!」ー

あのナオの声は、現実だったんだ…



抱きしめてくれてた体温も…

握ってくれてた手の体温も…


やっぱり、ナオだったんだ!





高まる想いに…

それからの仕事が、ものすごく長く感じた。