Stray Love II 〜ナミダの軌跡〜

ある日の早朝…
トラブル処理に誠工業を訪れた。


突然、会えるハズのない咲陽が現れて、胸が高鳴る。


だけど…


咲陽と誠治さんの絡んでる雰囲気に、
嫌悪感を感じた。



「迷惑かけたから…
掃除くらいしよーと思って…」

オレの為じゃないけど…
相変わらず健気で頑張り屋な咲陽に、胸を打たれる。


でも…
ジャレ合う2人の姿が、胸を傷めつける。


その時…


すごく照れくさそうな咲陽の顔が、視界に映った。



オレだけに見せてたハズの表情を、
他のオトコに見せてる現実に…


ショックを受けたまま、
咲陽と視線が絡んだ。


必死に自分を落ち着かせて、心配だった
体調を尋ねた。





そして…

「咲陽と付き合い始めたんだ」


2人を見て、察しはついてたけど…

明確に告げられたその言葉は、オレを奈落に突き落とした。



咲陽が誰かのモノになるなんて、発狂しそうだった。


身が引きちぎられる思いで、必死に理性と戦った。