Stray Love II 〜ナミダの軌跡〜

セージが車に戻って来た。

途端にアタシを抱きしめる…

「さっきは悪かった…」



アタシの事、受け入れてくれんのか?


「セージ…

いーのか?アタシ、セージに迷惑かけるかもしんねーのに…」


「いーよ…

そんなの捻り潰すくらい、会社大きくしてヤルよ」


そう言って、ぎゅっとアタシを包み込む。



セージ…


ありがと…




なのにごめんな…


ナオの事、まだ忘れられないんだ。










「あ〜っっ!ムカつくっ!!
恥かかせてやろーと思ったのに!

尚、あのオンナがフーゾクオンナって、
絶対知ってたよ…イミないし〜!

てか、知ってて…
アタマおかしんじゃない!?」


「だから〜、こんな事やめた方がいいって言ったのに…

俺ももう、張り込むのは勘弁だし…

偶然装って嫌がらせなんかしなくても、
彼女は芽美ちゃんなんだから…

もっと自信持たなきゃ!」


「うっさい!!
あんたには、わかんないよ!」


迎えに来させたパシリ男に怒りをぶつけながらも…

芽美は切なそうに、車の窓から遠くを見つめた。