『よし!こんなとこでくよくよしとったって仕方ない!!!瑞希、あたし大雅くんとこ行ってくるけん!』 「うん、いっちゃり!大雅くんもきっと綾のことまっとるけん!」 『なにそれ〜!照れる〜っ!!』 そう言いながら階段を降りていった。 「……これからどうしよ」 綾が戻ってくるのはいつになるかわからない。 「んー、そこらへん歩きよこうかな」 そう思い、私は階段を降りて外に出た。