松田とあんな話しをした後、色々と考えた…
けど、答えなんか見つからなかった。
いつか、答えが見つかるんだろう…
と、思うことにした。
週に一回は、有紗に会う。
今日は、まさにその日…
仕事も終わり、今日も一度家に帰り、車で迎えに行く。
そして、有紗をデパートの近くのいつもの場所で待つ。
有紗は、いつも通りに車の窓をトントンとノックして、笑顔で立っている。
目が合うとドアを開けて、車に乗る。
「ごめんね、いつも待たせちゃって…」
「いや、大丈夫だよ」
いつも通りに有紗は、俺の腕に抱きついてくる。
「危ないぞ」
「大丈夫!あっそうだ、この前の電話ごめんね、なんか変な感じで切れちゃったよね?」
「あぁ…男の声したな…」
「…」
急に有紗が黙り込んで俺から離れた。
「ん?どうした?」
「どうして?」
「何が?」
「…」
意味がわからない、急に怒り出した。
いつも、喜怒哀楽が激しいが、何かいつもと違う様な気がする…
俺は、話が出来そうな場所で車を止めた。

