図書館からはじまる




「俺と瞳子も結婚するよ」


「いつ?」


「来年」


「でも、まさか宗輔が落ち着くなんてな…」


「まぁな…」


「あんなに女遊びしてたのに」


「俺は、女遊びなんてしてねぇよ。保が誘うからだろ!保のほうが女遊びだろ」


「俺は、何故か女遊びしてると思われないんだよな…宗輔はモテるからそう見られるんだよ」


「そんなことないよ」


「けど、嬉しいな。お互いに」


お互いの報告を終え早々に帰宅した。


「お帰りなさい」


瞳子が玄関まで笑顔で迎えに来てくれる。


これが最高に嬉しい!


俺は、思わず瞳子を抱きしめた。


「ただいま」


「宗輔さん、ぐるしぃ〜」


「ああ、ごめん」


「保さんの話聞かれました?」


「うん」


「あ〜やっと、この苦しさから解放される!」


「知ってたのか?」


「もちろん」


「俺だけ知らなかったのか…?」


「だって、櫻子さんに「保さんが、宗輔さんには俺が言うから、瞳子ちゃんには口止めしといてって」言われたみたいで、ずっと黙ってたんです」


「そういうことか…でも、嬉しい話だから、許す」


「よかった」


二人でもう一度飲み直し、乾杯した。