俺様に溺愛されて






「あっれ?優ちゃーーん」



私と美結は今食堂にいるのだが、そんな声がして私たちだけじゃなく周りにいた人みんなが声のした方に、視線を向ける。



…陸先輩だ。

陸先輩に会うのは屋上で会った時以来。



陸先輩は一緒にいた友達をおいてこっちに来た。

ちょ、来るわけ?!






「んー?元気ないねーもしかして彼氏と喧嘩でもしたの?」



って、なんで嬉しそうなのよ!




「喧嘩じゃないです!ほっといてください!」



私が一方的に病んでるだけだし…。




「ほっとけるわけないじゃーん。別れたら俺にもチャンスあるんだし?」



最低だよね、こういうの。
いくらなんでも好きな人のことで悩んでる子にそんなこと言う?!




「もー嫌なんです!私にかまわないですださい!」


そう言い、私は食堂を飛び出た。


美結も私の後をついて来たのだが…









なぜか黒いオーラがプンプンしていて。
鳥肌がたった。






「ちょっと、来て」




美結はそれだけ言って別の方向へ歩き出した。
私は無言で美結の後をついて行く。





たどり着いたのは中庭。
運良く誰もいなかった。