こんなあっさり男との同棲を認める親がいるってのにも、驚きなんだけどさ。
そして、行動は早く、必要な荷物は全て蓮の家に運び込まれた。
まぁ、家もさほど遠いわけではないしすぐに帰れるんだけどね。
「…こんな大きな家、私には似合わないなぁ」
でも、ウキウキしている自分もいた。
夢だったりするんだよね。
大好きな人と一緒に住んで幸せになるっていう小さな夢。
こんなにあっさり叶うもんなんだなぁって、何と無く感動してたり。
「部屋ここな」
と、蓮に案内された部屋はそれは広くて綺麗で。
私には勿体無いんじゃないかな…。
「後、ベッドは当分俺の寝室の使って。ベッドは用意してなかったから」
蓮の寝室…
そ、それって…つまり。
「あ、心配すんな。俺はソファーで寝るから」
私の心を察したのか、私が聞く前に蓮がそう言った。
え…そんな。
「私がソファーでいいよ!」
さすがに申し訳ないよ。
「男が女をそんなソファーなんかで寝かせねぇって。甘えとけ」
なんでいちいちかっこいいのよ。
少しくらい欠点あってもいいと思うけど。
まぁ、裏表あるとこが欠点なのかなぁ。

