海底の王国〈封印編〉

「せいもんの、ほう〜」

「すぐに行きます…」

伝えるやいなや、すごいスピードでロイズが泳いで来た。

「…クメカ様、ラギ様…一緒に来てもらえますか?」

ロイズはしゃがむと、階段の下にかくれるようにしている、クメカとラギに言った。

「…少年、何かあったのかの〜?」

クメカが、たずねた。

「いえ、私は何も知りません…が、不穏な感じでした…」

「ふむ…じょうちゃん、わしら、じょうちゃんに一つお願いがあるんじゃがの〜聞いてもらえんかの〜?」

「うん、いいよ〜な〜に?」

フレアもしゃがむと、頬杖をついた。

「わしら、というかラギが、人を探しておってな〜じょうちゃんから、陛下に探してくれるよう頼んでくれんかの〜?」

「うん、いいよ〜」

「え、フレア様…そんな簡単に…」

「ほっほっほ〜じょうちゃんは、話が早くてい〜の〜」

「ありがとうございます、姫」

タツノオトシゴのラギが、フレアに深々と頭を下げた。