地球を守って!恋するヒーロー

「地球の裏側まで行ったとしても、安全な場所なんてどこにもないだろう」


「え......あ、そうだよね。
宇宙人がいつ襲ってくるか分からないし、どこにいても同じかもね」



たしかに、ブレットの言う通りだ。
これから宇宙人と戦わなきゃいけないって言うのに、夜の街が怖いとか言ってる場合じゃない。

もう少し、私も度胸をつけないと、と気を引きしめる。



「......ジョークだ」



きっと不安げな顔をしているであろう私の顔をじっと見て、ブレットは困ったように視線をそらす。


ジョーク、って今の冗談だったの?
真顔だったから、てっきり本気で言ってるのかと思った。


アメリカンジョークか、何ジョークか知らないけど、どこらへんに笑うところがあったんだろう。

もしかして、どこにいても危険って地球はどれだけ危険なのってツッコミいれるべきだった?

いや、笑えないし......。


外国人の笑いのツボ、全然分からない。