地球を守って!恋するヒーロー

私の言葉に頷いた御堂先生を見て、重苦しい気持ちが一気に明るくなった。


助かる、かもしれない......!
生きれるかもしれない。
友達と遊んだり、恋愛だってこれからできるからもしれない。


ようやく希望を与えてくれた御堂先生が急に神のように思えてきて、すがるような気持ちで先生を見上げる。



「ただし、手術を受けるための条件が三つ。

ひとつ、月との戦いに全面的に協力すること。
ふたつ、この件は一切他言しないこと。
みっつ、手術の生存確率は二十パーセントだということを了承すること」


「二十......パーセント。
それに助かっても宇宙人と戦わなきゃいけないんだ。死んじゃうかも、しれないのに」



ただで命を助けてもらえるほど甘くはなかった......。

手術の成功率は低いし、成功したとしても危険な戦いに参加しなきゃいけない。
生き残れる確率はどれくらいなんだろう。

このままにしていたら、あと一年も生きられないけど、でも......。

生き残れる確率が一パーセントでもあるなら、戦います!と軽く言えることでもない。