「何も透視能力に限ったことではない。
発現する力は各自異なる」
表情一つ変えずに淡々とした様子で話す御堂先生の話をどう受けとめたらいいのか分からない。
あっさりと納得できるかと言われればノーだけど、完全に否定できるかと言われればそれもノー。
実際にあの時の私は超人的な力で、ナイフを破壊したりしたのだから......。
「超進化をするのは、人間だけではなく動物も同じだ。
絶滅の危機を減らすためにたくさん子を産むうさぎ、獲物を狩るために速く走るライオン、空を飛ぶ鳥。
彼らは生きたい、もしくは同種の生物を守りたいと強く願う力で、生き残るための力を得た」
御堂先生の話では、素質のあるものが危機的状況に陥ることで、何らかの力が目覚めるという。
生きたい、と強く願う。
または誰かを守りたいと思うことで、自分の中に眠る力が目覚めるんだ、と。
確かに私はあの時、生きたいと強く願った。
でも本当にそんなことが......?
目の前で不思議なことを体験したのだから信じるしかないのだけれど、まだどこかで疑う気持ちが捨てきれない。
発現する力は各自異なる」
表情一つ変えずに淡々とした様子で話す御堂先生の話をどう受けとめたらいいのか分からない。
あっさりと納得できるかと言われればノーだけど、完全に否定できるかと言われればそれもノー。
実際にあの時の私は超人的な力で、ナイフを破壊したりしたのだから......。
「超進化をするのは、人間だけではなく動物も同じだ。
絶滅の危機を減らすためにたくさん子を産むうさぎ、獲物を狩るために速く走るライオン、空を飛ぶ鳥。
彼らは生きたい、もしくは同種の生物を守りたいと強く願う力で、生き残るための力を得た」
御堂先生の話では、素質のあるものが危機的状況に陥ることで、何らかの力が目覚めるという。
生きたい、と強く願う。
または誰かを守りたいと思うことで、自分の中に眠る力が目覚めるんだ、と。
確かに私はあの時、生きたいと強く願った。
でも本当にそんなことが......?
目の前で不思議なことを体験したのだから信じるしかないのだけれど、まだどこかで疑う気持ちが捨てきれない。


