地球を守って!恋するヒーロー

「なんで笑ってるんだ」


「だって、ブレットがおかしいから」



わけが分からないと言った顔をするブレットの手をそっと握り返す。


あたたかい......。
この手なんだ、私を闇から救い出してくれたのは。 

こんなときなのに、幸せを感じる。


......。
みんなはどうなったんだろう。

ヨーロッパのチームは助けにきてくれたのかな。うちのチームが戦いに勝ったかな、それとも。


どちらにしても、ここにもそんなに長くはいられない。いずれ見つかるだろう。


地球に戻ったらどんな扱いをされるか分からないけど、こんなことになってしまって、私とブレットはきっと離ればなれになる。


もしかしたら、もう二度と会えないかもしれない。


だけど地球に帰るとかそれ以前に、なんだかもう体に力が入らない。

無茶、しすぎたかな。