地球を守って!恋するヒーロー

私が、全員の動きを止めたの?

こんなにたくさんの人の動きを止めるなんて、初めてだ。


だけど、もう体がバラバラになりそう......。



「全員一時撤退しろ!
立て直すぞ!」



急に目の前に現れたネリが地べたに倒れこんでいる私を抱き上げながら、じょじょにスロー再生モードが解除されていく仲間たちに声をかける。


そっか......、透明化していたネリだけが私の能力を免れたんだ。


薄れゆく意識の中でそんなことを思いながら、私はネリの腕の中で意識を失った。





次に目が覚めた時、私は自分たちの宇宙船のベッドの上に寝ていた。

体はだるいけど、ほんの少しだけ先ほどよりも息苦しさがマシになっている。


周りのベッドには倒れていた数人の仲間たちが私と同じように寝かされていた。


近くにはネリやアシュリーたちもいる。