地球を守って!恋するヒーロー

「要求は何だ」
  


なぜかあちら側にいる千明の代わりに、ネリが拡張機を使う。



「全面降伏だ。

ただちに地球に連絡をとり、自分たちの非を認め、技術を明け渡せと伝えろ」


「断る。
そちらの言い分を鵜呑みにはできない。

おおかた、うちのチームの技術や手柄を横取りするための嘘だろう」



混乱しているうちに、ネリとブレットの間でどんどん話が進んでいく。


日本が非人道的な行為をしているとか、本当なの?それとも嘘なの?

どっちが、本当なの......? 



「今のうちに降伏することを進める。
大人しく指示に従えば、命まではとらない」


「まだそんなことを言ってるの?
皆殺しだって言ったじゃない。

地球には日本ケニアチームが裏切ったから、やむを得ず殲滅しました、と報告すればいいわ」



降伏を進めるブレットに、リンレイが高笑いをして、こちらを見た。

それを見て、うちのチームのサイキックたちも身構える。



「あちらさんもやる気みたいよ。

......戦闘準備」