地球を守って!恋するヒーロー

「話が通じないのは分かったけど、何で襲ってくるんだろ。
私たちが攻撃する前から、敵意むき出しだよね?」


「ミナは家の中に知らない人が入ってきたらどうするの?歓迎する?」



宇宙人を縄で縛りながらも、アシュリーに話しかけると、彼はきょとんとした顔で私を見る。



「まさか。警察に通報するよ」


「でしょ?それと同じだよ。

俺みたいな無法者や、警察に頼れない場合は?
自分で戦うよね。

彼らにとっては、俺たちは自分のテリトリーに侵入してきた敵なんだから、排除されるのは当然なんじゃないかな」



侵入者......。
そうだよね、同じ地球人でも領土侵犯してきたら何らかの方法で戦うわけだし。

そう言われると、一方的に領土に侵入してきた私たちが狙われるのは当然なのかもしれない。



「他のチームの宇宙船がついたって。
いったん引き上げよう」



私たちが話している間に、通信機で仲間に連絡をとっていた千明がそれを切り、こちらに声をかけた。


引き上げることになり、私たちは倒した合計九体の宇宙人を一ヶ所に集める。

千明が大きなネットを出して、全ての縛られた宇宙人をその中に入れて、三人でそれをずるずると引きずり、宇宙船に帰った。