地球を守って!恋するヒーロー

「美菜がいいんだ」



まっすぐな目に、まっすぐな言葉。
もしかして、冗談じゃ、ない?

まさかだよね......。
そんなわけないよね?



「や、やだな、何言って......。
千明はリンレイの方がいいんじゃないの?
それか、ほら、あのフランスだったかドイツの女の子とか......」
 


冗談なのか本気なのか分からず、どぎまぎしながら答えると、千明は私から距離はとった。


けれど、その表情は真剣なまま。



「美菜はブレットが好きなの?」


「えっ、何で知って......」



......思いがけないことを言われて、思わず自分から暴露してしまった。


そう、なんだ。
自分の気持ちに気づかない振りしてても、やっぱり私はブレットが好きなんだ。

千明にも気づかれているくらいに、隠し通せていないのかもしれない......。



「なんでって?俺が女の子のことで知らないことがあるわけない!」



千明はいつもみたいに軽い口調で、にっと笑ったけど、次の瞬間にはまた真剣な表情に戻った。