「それに、御堂先生がいい加減な手術するわけないよ。
先生は研究所で一番優秀なお医者さんなんでしょ?」
「なんで、あいつのことかばうんだよ.......」
心配かけないように、ニッコリ笑ったり、アレコレ言ってみても、千明はうつむいたまま。
「かばってるわけじゃないけど、医療に関しては手を抜く人じゃないと思うから......。
お母さんのことも、何か誤解があったんじゃない?
だって、自分の奥さんを見殺しにするなんて、まさかそんな......」
「美菜は、あいつがどんな人間か知らないからそんなこと言えるんだよ」
あ、やばい......。
言っちゃいけないこと、言ってしまったかも。
千明の顔色が一瞬で変わったのを見て、すぐに自分の失言に気づいた。
「ごめ......、千明!待って!
待ってよ、ちあき......!」
苦しそうな表情をしてから、私に背を向けて階段を降りていく千明を、私も必死で追う。
けれど、目の前がぐらりと揺れて、足に力が入らなくなり、それは叶わなくなってしまった。
また、熱が出てきたんだ。
なんでこんな時に限って......。
先生は研究所で一番優秀なお医者さんなんでしょ?」
「なんで、あいつのことかばうんだよ.......」
心配かけないように、ニッコリ笑ったり、アレコレ言ってみても、千明はうつむいたまま。
「かばってるわけじゃないけど、医療に関しては手を抜く人じゃないと思うから......。
お母さんのことも、何か誤解があったんじゃない?
だって、自分の奥さんを見殺しにするなんて、まさかそんな......」
「美菜は、あいつがどんな人間か知らないからそんなこと言えるんだよ」
あ、やばい......。
言っちゃいけないこと、言ってしまったかも。
千明の顔色が一瞬で変わったのを見て、すぐに自分の失言に気づいた。
「ごめ......、千明!待って!
待ってよ、ちあき......!」
苦しそうな表情をしてから、私に背を向けて階段を降りていく千明を、私も必死で追う。
けれど、目の前がぐらりと揺れて、足に力が入らなくなり、それは叶わなくなってしまった。
また、熱が出てきたんだ。
なんでこんな時に限って......。


