地球を守って!恋するヒーロー

「ご、ごめん。
あの人、リンレイと同じなの」


「......分かった。
お前はここにいろ」



一言で理解したブレットは私から体を離し、炎を身にまとってから、入り口の近くにいたリーダーの方に飛ぶように向かっていく。


リーダーはブレットを避け、後ろに飛び退き、二人はそのまま廊下へ。



「あっ、ちょっと、待ってよ」



二人の様子を見るために、私も廊下に出ようとする。

けれど、誰かが入ってくるのに気づいて、一歩後ろに下がった。



「女は、女同士といきましょうか」



胸の大きいドレッドヘアーのその人は、リンレイを捕まえた女の人だった。

日本女子の平均身長の私に比べて、女の人は近くで見るとモデルみたいに背が高く、二十センチ以上は差がありそう。


体格差はあるけど、私だって今まで訓練してきたんだ。

女の人一人なら、私にもなんとか......。


千明から渡されたトンファーを構えると、女の人の背後に、ふさふさのたてがみを持つ四本足の獣がいることに気がついた。