地球を守って!恋するヒーロー

「......誰だ」


「君に答える名前はないよ。
そう言う君は?」


「気が合うな。
俺もお前に答える名前はない」



ブレットとリーダーの視線がぶつかる。
でも、ブレットには何も変化がない。

リンレイと同じで、異性には能力が発動しないのかな?


だったら、実戦に使える能力がある分、こっちの方が有利かも......。


なんて、甘いことを考えた瞬間、リーダーはクスリと笑い、青白い光を身にまとう。

他の力もあるの!?



「ミナ、もう一度言うよ。
俺たちの仲間にならない?」


「な、ならない!」



今度こそはっきりとノーと叫ぶ。
叫んだのはいいけど、勢い余って目が合ってしまった。



「そう、それなら仕方ないね。
死んでもらおうか」



リーダーが手を前に付きだすと、青白い光が私の方に飛んでくる。


なに、これ。雷?
避けなきゃ!
 
......体が、動かない。
たぶん、さっき目が合った時に......。


体が固まって、避けることも力を発動させることもできないまま、その場に立ち尽くす。



「おい、何してる!
戦闘中に気を抜くなと言っただろ!」



ブレットが怒鳴りながらも私の体を抱きしめるように引き寄せ、炎の弾丸で青白い光を弾き返した。