地球を守って!恋するヒーロー

あ......、違う。

ネリの方を見ると、今朝車の中で話してた時みたいに、血が出そうなくらいに強く拳を握っていた。


そうだよね、平気なわけ、ないよね。

心配なのに、真面目なネリのことだから任務に忠実であろうとして......。


ネリが行きたくても行けないんだったら、やっぱり私。



「任務じゃなくても、やっぱり私は助けに行きたい。

どうせ外で待っててもいいなら、何してても同じでしょ?」


「私は行かないわよ。
そんなに行きたいなら、あなた一人で行ったら」



冷たい目で私を横目で見るリンレイ。
別にリンレイには最初から期待してないけどさ。

やっぱり一人か......。
ちょっと不安だけど、仕方ないよね。



「......俺も行こう」


「あきれた。あなた、任務を放棄するの?」


「俺が行かなくても、アキたちがいればそっちは十分だろ」


「そう、勝手にしたら」



リンレイともめてたけど、ブレットも一緒にきてくれるのかな。

まさかブレットがきてくれるとは思わなかったけど、ブレットが一緒なら心強い。


......良かった、やっぱり一人は心細かったから。さっきも襲われかけたばかりだし。