地球を守って!恋するヒーロー

「美菜はどうする?」


「私は......。
こどもたちを助けに行きたい。

私が捕まった時に一緒にいたこどもたちが連れ去られたかもしれないの。
たぶん、ここにいると思うから」


「......俺も行きたいけど、やることがあるからな。敵のサイキックたちがいる場所には俺の能力がないといけないし。どうするかなー。

当然見張りもいるだろうから、美菜一人だと危険だよな」



村のこどもたちのことを思い出して、そう提案してみるけど、千明は一緒にはいけないらしい。

見張りがどんな人かも分からないのに、やっぱり一人だけじゃ無謀かな。

誰か......、みんなの顔を見るけれど、みんな厳しい表情。



「俺たちの任務はサイキックを捕らえて、研究所に連れて帰ることだ。
他の犯罪者たちや、子供たちを助け出すことは任務に入ってない。

警察に任せよう」


「そんな、ネリ......、だけど......」



確かに私たちは警察じゃないし、犯罪者を捕まえることや誘拐された被害者を助けるのは警察の仕事。


でも、警察は頼りにならないんじゃないの?
このままサイキックだけ捕らえて帰って、他の犯罪者を野放しにしておいたら、こどもたちは......。

警察に任せておいて大丈夫なのかな。


ネリは村のこどもたちをここに残しておいても平気なの......?