地球を守って!恋するヒーロー

「初めまして、組織のリーダーです。
手荒な扱いをして申し訳ない。
名前を教えてもらっても?」



のぞきこんでいるその人は、肌や髪は他の組織の人と同じく黒いけど、アメジスト色の目に彫刻のような綺麗な顔立ち。

他の人とはひと味違う、独特の雰囲気を持っていた。この人が、敵のリーダー。


リーダーは聞き心地の良い低音ボイスで、ゆったりと微笑む。

なんだ、英語話せる人いたんだ。


わざわざご丁寧に自らリーダーだと名乗ってくれたけど、当然こちらには返事をする気はない。


何で、敵、しかも私を縄で縛った犯罪者に名前を教えないといけないの。

手荒な扱いをして申し訳ないと思うくらいなら、最初からしないでよ。


返事はしないで、リーダーを鉄格子ごしにキッとにらむ。


にらみつけると、彼と視線があって、余裕の笑みで彼はこちらを見る。


宝石みたいな、アメジスト色の目。
キラキラ輝いていて、すごく綺麗。

あ、れ......。