地球を守って!恋するヒーロー

―――ここは.......?

薄暗い場所で、私は目を覚ます。

ガタガタと大きく揺れていて、ズキズキと痛む頭に振動が響く。


あれ?
とりあえず体を動かそうとしても、体の自由がきかない。


それもそのはず、ほどけないようにしっかりと後ろ手に縄で縛られていた。



「リンレイ......?」



よく見ると近くには、私と同じように拘束されている人型に戻ったリンレイ。

声をかけると、無言でふいっと視線をそらす。


檻のようなものに入れられていて、目隠しの布で外の景色は分からない。

ずっと振動を感じるけど、移動しているのかな。ずいぶん足場の悪い道なのか、上下左右に大きく揺れていた。


どうしてこんな状態になっているのか分からないけど......、後頭部を強打されたのは覚えている。

あのあと、私たち二人とも捕まっちゃったんだ。