地球を守って!恋するヒーロー

食材があって、日用品があって、ごく普通のスーパー......じゃない。

置いているものは普通だけど、一列ごとに見張りの店員がいて、レジには鉄格子。

厳戒体制!?


街を歩いていたときは、すぐに襲われそうなほど危ない雰囲気ではなかったけど、こういうの見ちゃうと、銃撃戦があったというのも嘘じゃない気がしてきた。

やっぱり送ってもらえば良かったかな......。


今さら怖くなっても戻ることもできず、水とカップラーメンとお菓子を買って、逃げるようにスーパーから出てきた。

早く、早くホテル探さなきゃ。




焦る気持ちが良くなかったのか。
今どこにいるのか分からなくなってしまった。

元々方向音痴だし、地図も読めないし、人に聞こうにも人がいない。


まだ四時過ぎなのに、薄暗くて細い路地。
この路地は......、なんだか怖い。

初めてきたところだけど、これ以上ここにいてはいけないとヒシヒシと感じる。


とにかくこの路地から抜け出そうと、道を探していると、プロレスラーみたいに体格の良い、おそらく現地の男性十人くらいの集団を見つけた。

あの人たちに道を聞いてみようかな?


......?様子がおかしいような?