地球を守って!恋するヒーロー

「もう、なんでそんなリンレイのことを良いように捉えるの。

......もしリンレイが、あなたが知ってる日本の秘密を教えて?代わりに私の全てを教えてあげる、なんて言ってきたらどうするの?」



千明なんて、リンレイの能力がなくても、美女というだけで簡単にハニートラップにかかりそうな男の代表例な気がする。


チームのリーダーが千明で大丈夫なのか少しだけ心配になってきて、そんなことを聞けば、千明は一瞬腕を組んで下を向いてから、デレデレとしたしまらない顔をこちらに向けた。



「それは難しい問題だな......」


「うわー、千明最低。
ネリ、一番の危険人物は千明じゃない?」


「全くだな。
所長に報告しておこう」



デレデレした千明に、私とネリは目を合わせてから、二人してジト目で千明を見る。



「なっ、冗談だよ、冗談!
さすがの俺も本気で言ってるわけないだろー?
涙をのんで撤退します!

だから二人ともそんな目で俺を見ないで?」