「もう話は終わったのか?」
私たちの会話が一瞬途切れると、男の人の低い声に続いて、何もない空間からぬっと黒い肌が現れる。
二メートル近い身長にがっちりとした体の坊主頭。決して存在感がないとは言えない彼もまた、サイキックだ。
彼の透明化の能力は当然知っているけれど、この登場はどうにも心臓に悪い。
「うわっ、ネリ!
いつからそこにいたの!?」
「アキが剣を出した辺りから」
「けっこう前からだね......。
声かけてくれたら良かったのに」
「俺はネリがいること気づいてたぜー?」
全然気づかなかった......。
千明は気配で気づいてたみたいだけど、私はまだまだだな。
「お前たちが楽しそうに話してたから、声をかけるタイミングを失った」
遠慮がちな彼の名前は、ネリ・コスゲイ。
ケニアの貧しい村の出身で、日本チームと友好的な関係のケニアチームのリーダーでもある。
私たちより三つ年上の21才のネリは、同じリーダーでもアキとは違って、いつも真面目で頼りになる人だ。
私たちの会話が一瞬途切れると、男の人の低い声に続いて、何もない空間からぬっと黒い肌が現れる。
二メートル近い身長にがっちりとした体の坊主頭。決して存在感がないとは言えない彼もまた、サイキックだ。
彼の透明化の能力は当然知っているけれど、この登場はどうにも心臓に悪い。
「うわっ、ネリ!
いつからそこにいたの!?」
「アキが剣を出した辺りから」
「けっこう前からだね......。
声かけてくれたら良かったのに」
「俺はネリがいること気づいてたぜー?」
全然気づかなかった......。
千明は気配で気づいてたみたいだけど、私はまだまだだな。
「お前たちが楽しそうに話してたから、声をかけるタイミングを失った」
遠慮がちな彼の名前は、ネリ・コスゲイ。
ケニアの貧しい村の出身で、日本チームと友好的な関係のケニアチームのリーダーでもある。
私たちより三つ年上の21才のネリは、同じリーダーでもアキとは違って、いつも真面目で頼りになる人だ。


