「何で泣いてるの?」 翔子の髪の毛は、 一部だけ途中から無くなっていた。 「何でそこだけ、短いの……」 問いかけると、少し困った顔になった。 「あぁ...さっき"何か"を掠めてね」 きっとその"何か"とは、 神田くんが撃った弾だろう。 髪に掠めたということは、 もう少しで翔子にあたっていたということだ。 あたらなくて、本当によかった――!