『鬼を全員殺しても、ゲームは終わりません。 なんてったって、ゲームの時間は無制限。永遠に続きます。 そしてこのゲームは、残り一人になるまで続きます。 また、校内にあるもの全て、使ってもいいものとします。 生き残るには、相手を殺すしかないのです。 ...よろしいですね?』 最後の言葉と同時に、皆がざわつき始める。 「ねぇ泉、これって、なんの放送?」 「さぁ。まだ夏休みの宿題終わってないんだけど。帰ろうかな。」 帰ろうと歩き出したとき、突然放送が鳴り響いた。