ずっとあなたが好きなんです

「かわいいね〜。何年生?」



人だかりで全然見えねぇ



「豹大丈夫か?お前も興味でたんだろ〜?」



一瞬聞いたことのあるような声でつい反応してしまった



「私人探してるんです…!」



体が勝手に動いた



人混みをかき分けて真ん中にいる子に近づく



「豹!?」



空の声も悪いけど無視



見えた



やっぱりそうだ



俺が声でわからないわけない



人の真ん中には愛しい人がいた



「誰探してんの〜?」



「2年生に松下豹っていませんか?」



比奈に話しかけてんじゃねえよ



手を伸ばして比奈をつかむ



「比奈!!!」



「豹…?」



とりあえずこっから出たい