「終業式のためにわざわざ学校こなくちゃいけないなんて…」

「文句言っててもしょうがないだろ?早く体育館行くよ。」

「あ、拓篤マフラー昨日ありがとね!」

「また今度でもよかったのに。ありがと。」

終業式とか初めてだった

校長先生の話は長かった

教室に戻ろうとしたら誰かに引きとめられた

「ほら、頑張れよ。」
「はやくいけって!」
「勇気だせ!」

4人くらいの高1?の男の子がいた

1人が私に近づいて来て他の子達は何処かに行ってしまった

「どうしたの?」

「俺…1年の吉田幸人っていいます//東條先輩…ひ、ひ…一目惚れしました!!好きです!!」

え!?

「わ、私ね…好きな人いるんだ…」

「涼太先輩ですか?それとも拓篤先輩?」

「ええぇえ!?涼太でも拓篤でもないよー!」

「そうなんですか!」

「うん…だからごめんなさい。」

幸人君は高1だけど私より背は大きかった

「これから仲良くしてもらえませんか?」

「うん!」

「じゃあ、比奈先輩♪メアド交換しましょう!」

始めて後輩ができました