璃稀さんが目覚めて
1週間。


『亜美、
だいぶ落ち着いてきたみたいじゃな。』


「うん、少しだけ慣れてきたよ。」


『じゃあ、修行はじめるか、

とりあえず、この間の山、
走ってこい。』


「うん、」

安曇に渡された
ひんやりとするジャージを着て
走山へと向かった。