叶わぬ 願い



フードを 被った、老婆 は
わたしに 告げた……。



『…ぇ?!』



『しかたがなかろ う

あり さ

みずきと 唯一、双子で

ある おまえしか

正気には、もどせ ぬ…』


『それでも
嫌だわ!!! わたしが

兄を 殺めるなんて……』


『ならば、他の双子に
頼む しか あるまい…』



『…待って!!!

麻の命を 絶ちます』



死神から、過酷な 定めを
命じられた、わたしは
胸が ずっと、痛かった。