しかし、 またふと彼女を見たとき 明らかに様子がおかしかった。 さっきまで真っ赤に火照っていた彼女の顔は 今真っ青になっていて… 体調でも悪くなったのか? 俺も彼女の様子に気になり始めるが 混み合っている電車の中で 少し離れているその姿はあまり見えなかった。 ガコンッ 電車が揺れる。 人もそれに合わせ若干揺れる。 その時ー 「?!」 一瞬だが見えた。 彼女のスカートに伸びている手。 俺は人混みを掻き分けて彼女の元へ 迷わず進んでいた。